人命救助への感謝状
交通安全の事故防止の啓発活動として、飲酒状態が体験できるゴーグルを掛けての歩行体験やシートベルト体験車への搭乗、子ども制服の着用体験、白バイやパトカーの展示がありました。また、防犯関係の啓発活動として、特殊詐欺の未然防止を訴えるペン立てや塗り絵作成なども実施されました。
第2部として、年末・年始特別警戒取締り及び年末の交通安全県民運動の合同出動式が開催されました。
部隊視閲の後、第11回鈴鹿山麓かもしかハーフマラソンにおいて、ランナーの人命を救助した警察官2名に対して、感謝状を贈呈しました。沿道の交通整理に当たっていた警察官の目の前でランナーが倒れ、救急車が到着するまで心肺蘇生の救急措置を実施し、人命を救いました。夏頃に菰野町消防本部において、四日市西警察署の署員が、救急救命の講習を受講しており、これが功を奏した結果となりました。お二人だけでなく、関係各位の日ごろからのご尽力に心からの敬意と感謝を申し上げます。
加えて、四日市西警察署の署長である米倉嗣人さんから「高齢者の移動手段の確保に向けた環境整備に係る取組の推進について」の要請書をお受けしました。昨今、高齢運転者による交通事故が、大きな社会問題となりつつある中、高齢者の移動手段の確保に向けた取組を推進して欲しいというものでした。財政的な問題もありますので、一朝一夕には解決できない問題ではありますが、皆さんと一緒に知恵を絞って参ります。
年末年始の慌しい時期に入って参りましたが、時間と気持ちにゆとりを持って行動することを心がけて、事故や犯罪を発生させないようにしましょう!