石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

有益な無償公開

過日、第5回菰野ヒルクライムチャレンジ in 鈴鹿スカイライン の実行委員会の委員長である森豊さんと事務局の出口功さんが来庁され、大会募集や概要などの説明を受けました。この大会は、鈴鹿スカイライン冬季閉鎖期間を利用して開催され、菰野町に春の訪れを告げる大会として定着してきました。計測距離約7.8km、平均斜度は8.4%、標高差は660mのタフなコースが参加者には好評のようです。

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昨年までは、個人参加は男女問わず1,000人でしたが、過去の参加状況を勘案し、本年からは、男性1,000人、女性100人としました。昨年同様のチームトライアルも20チームの募集をします。週明け12日(月)からエントリーが開始されます(締め切りは、平成29年1月15日)ので、奮ってご応募下さい。

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過日、三重郡更生保護女性の会 皆さんが毎年恒例のシクラメンのチャリティ販売を実施しました。小生は他の公務で町外であったため、お伺い出来ませんでしたが、更生保護活動の啓発を兼ねて取り組んで頂いたようです。いつもながらの献身的な活動に敬意と感謝を申し上げます。

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平成28年度治水事業促進全国大会に出席しました。
促進大会に先立ち、元国土交通省東北地方整備局企画部防災課長の熊谷順子さん(現在は、(株)復建技術コンサルタント事業企画本部理事)による、「東日本大震災の対応について -大震災から得た教訓-」と題した特別講演がありました。ご存じ方も多いと思いますが、この熊谷さんは、東日本大震災の際に、委託契約している会社との素晴らしい連携によって、津波の襲来の前に、災害状況調査のためのヘリコプターを発進させた伝説の方です。

印象に残った内容としては、国土交通省の地方整備局の役割を
・常に地域に存在すること
・実働力となる土木機械や人員を有していること
・全国組織とつながっていること        の3点を明快に規定されたことでした。

あとは、発災1時間内には、情報収集を基軸においた災害対応が重要になること、
発災後1日間には、情報収集に加え、救援・輸送ルートの啓開、県や自治体の応援の三つの方針の確立が重要になること
の2点は、国の機関としての責務が表れていると感じました。

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ここでのお話自体は、以前の こんなブログこんなブログ でも紹介しましたので、割愛しますが、『災害初動期指揮心得』が、電子書籍のkindle版で無償公開 されていることは初めて知りました。早速、小生のkindleにもダウンロードしました。

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促進大会には、来賓として、石井啓一国土交通大臣も出席され、祝辞を述べられました。また、治水行政に関する最近の動向の報告もあり、河川堤防の強化だけでなく、遊水池の確保や複数ダムの洪水調整、排水機場の整備などの効果もデータを用いての説明がありました。