超偉人は存在するのか?
今号の特集は、超ひも理論入門 です。
「超ひも理論」とは、物質の最小部品である素粒子は、大きさを持たない点ではなく、長さをもつ ひも(弦)であるというものです。しかしながら、それはあくまでも一つの可能性であり、素粒子を点だと考えた場合に生じる限界(例えば、素粒子が大きさを持たない点であるとすると、物理学上、電子に加わる電磁気力が無限大となり、それ自体が動けなくなるという矛盾)をひもなら突破できるのではないかということです。
「超ひも理論」とは、物質の最小部品である素粒子は、大きさを持たない点ではなく、長さをもつ ひも(弦)であるというものです。しかしながら、それはあくまでも一つの可能性であり、素粒子を点だと考えた場合に生じる限界(例えば、素粒子が大きさを持たない点であるとすると、物理学上、電子に加わる電磁気力が無限大となり、それ自体が動けなくなるという矛盾)をひもなら突破できるのではないかということです。
この特集の冒頭のページには、アインシュタイン、マクスウェル、楊、ディラック、南部、ヒッグス、湯川といった偉人の理論が数式で登場し、これらの理論だけでは、現実世界に矛盾が存在してしまうことを指摘して、その未知の世界への可能性を示唆しています。