石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

共にできることは何か?

明日17日(土)の13:00から、三重県の主催により(共催:ハンセン病問題を共に考える会・みえ、菰野町)、菰野町町民センターにおいて「ハンセン病問題の今とこれから『らい予防法廃止20年、いま私たちにできること』」が開催されます。ハンセン病という社会的に重要なテーマに関わる催事ですが、三重ユナイテッドウィンドオーケストラの演奏や元気アップこものスポーツクラブの子どもたちによるエアロ体操などのウィルカム企画からスタートし、証言映画の上映やシンポジウムなどが開催されます。

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あわせて、菰野町図書館1階ロビーにおいてもハンセン病を正しく理解するためのパネル展示を開催しています。小生も拝見しましたが、重い伝染病と誤認識され、偏見と差別の中、強制隔離政策が進められてきた歴史に加え、らい予防法廃止後、らい予防法の違憲国家賠償請求訴訟で国の敗訴が確定し、ハンセン病政策の誤りを国が謝罪し、その後、ハンセン病問題の解決の促進に関する法律が施行されるに至る経過が詳細に説明されていました。

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歴史の教科書レベルプラスアルファぐらいの認識とらい予防法の国家賠償訴訟での熊本地方裁判所での敗訴後、当時の坂口力厚生労働大臣の自らの進退をかけた政治的判断と行動は鮮明に記憶に残っていましたが、ここで改めてハンセン病に関して学ぶことが出来ました。とはいうものの、表面的な知識が増えたに過ぎず、まさしく「いま私たちにできること」は何なのかを模索していかなければならないと痛感しました。

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過日、菰野町障がい者スポーツフェスティバルでご挨拶。参加者100名(うち、障がい者20名)、スタッフ50名の合計150名の参加を得て、かなりの盛り上がったフェスティバルとなりました。

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小生も車いすバスケット用の車いすに乗って、簡単な動きを試しましたが、見るとやるとでは大違いでした。思っている方向に進むだけでも難しく、その難しさ故にスポーツとしての価値があると感じました。

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当町が本年度購入したサウンドテーブルテニスも健常者と障がい者が交流を行っており、当初の目的に適ったイベントとなりました。

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ご協力頂いた関係各位に改めて感謝申し上げます。