石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

「今だけが良ければ」からの脱却

7日(火)は、中勢バイパス建設期成同盟会、北勢バイパス建設期成同盟会、四日市インターアクセス道路整備促進期成同盟会の3団体での合同要望活動のため、国土交通省や国会議員会館に赴きました。事務局機能を担って頂いた鈴鹿市の市長である末松則子さんが、まずは、平成28年度の補正予算の配分に対するお礼を申し上げ、続いて各路線の現状と今後の課題の概略を説明しました。

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国土交通大臣政務官である大野泰正さんは、岐阜県選出の参議院議員ということもあり、隣県である三重県の社会資本整備の課題をよくご存じでした。中部地方の産業発展のためにも、三重県北中部の道路ネットワークの充実は不可欠との認識を示して頂きました。

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小生は、四日市インターアクセス道路(国道477バイパス)整備促進期成同盟会の会長を仰せつかっていることから、現在進められている新名神高速自動車道路の供用開始に合わせた形での国道477号バイパスの完成を要望するとともに、(仮称)菰野インターチェンジから南西方向の約2kmの菰野バイパス区間の必要予算の確保をお願い申し上げました。

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国土交通事務次官である武藤浩さんや国土交通省技監である森昌文さん、同省道路局次長である青木由行さん、同省大臣官房審議官(道路局担当)である増田博行さんなど多数の関係者に同様の要望活動を致しました。

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現在、我々が取り組みを進めている事業は、新たな道路ネットワークを構築することですが、一方で、老朽化した道路や橋梁などの施設の適切な維持管理や長寿命化も解決すべき課題となっています。そのような中で、政府全体の公共事業関係費は何とか横ばいを推移している状況です(消費税の増額分も考慮してもほぼ横ばい)。このブログでも繰り返し申し上げていますが、少子高齢社会に伴う社会保障関連経費の増加はやむを得ないとしても、これ以上社会資本整備関連経費が抑制され続ければ、中長期的な観点での社会資本整備に支障を来すことは容易に想像出来ます。財源の確保は大変厳しい状況であるがゆえに、目先の恩恵のみに惑わされることなく、優先順位を付けなければなりません。

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