石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

34の瞳

過日、平成29年度菰野町町政モニター会議を開催しました。本年は、区の推薦を受けた17名の方に町政モニターとしてご就任頂きました。

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オリエンテーションの後、委嘱状の交付、自己紹介の後、小生から菰野町児童虐待の現状についてご報告致しました。

菰野町における児童虐待相談の相談件数は、64件(平成26年度)→82件(平成27年度)→61件(平成28年度)と多少の増減があるものの、ここ数年はほぼ横ばいとなっています。しかしながら、一時保護件数は、11件(平成26年度)→8件(平成27年度)→21件(平成28年度)となっており、昨年度は初めて20件を超えました。このことは、重大な事案に発展するまでに、児童相談所や警察と連携して、一時保護を実施していること示していますが、中には極めて劣悪な状況に子どもが陥るケースもあり、予断を許さない状況が続いているとも言えます。このような現状にきめ細やかに対応するためには、形式的な啓発活動や杓子定規な基準に基づく運用ではなく、危機的な状況を察知する柔軟な状況判断とそれに伴うマンパワーが必須となります。

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菰野町としては、平成24年度から子ども家庭課内に発達支援係を設置し、児童虐待対策予算を比較すると、平成23年度の320万円から平成29年度の1,600万円とほぼ5倍の予算を確保して対応しています。児童虐待対策は、万人に直接的に関係する経費ではありませんが、相互に支え合うという観点からは、社会全体として受け止めなければならない重要な課題だと認識しています。今後とも菰野町の重要かつ優先的な課題として取り組んで参ります。

その後、各課の施策や財政状況に関する座学があり、

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午後からは、防災減災対策について

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消防救急業務について

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廃棄物処理業務について

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などの施設を見学し、丸一日の行程を終了しました。
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