横綱稀勢の里、昇進披露宴

過日、グランドプリンスホテル新高輪 で開催された 稀勢の里 第７２代横綱昇進披露宴 に出席しました。

横綱審議委員会や日本相撲協会をはじめとする稀勢の里の関係者およそ1,500人が出席し、掛け値なしに盛大に開催されました。

平成20年（2008年）の力士の大麻服用、平成22年（2010年）の暴力団幹部の維持員席観戦や野球賭博関与などが起こり、平成23年（2011年）２月に発覚した大相撲八百長疑惑で社会問題化し、ついには同年３月場所が中止、５月場所は技量審査場所と大相撲の人気が低迷したことは、皆さんの記憶にも刻まれていると思います。とはいうものの、この年の３月は東日本大震災が発生しているので、大相撲の中止よりも技量審査場所が記憶されているかも知れません。

ただ、大相撲の不祥事で個人的に興味が惹かれるのは、、昭和40年（1965年）に当時の横綱大鵬、柏戸、北の富士らが米国からピストルを持ち帰り、所持していたことが発覚したことです（この時の大鵬は「バレるのが怖くなって、隅田川に捨てた」というのも驚愕しますが（笑））。

閑話休題。
６年ほど前には、本場所に空席が目立つなど低迷いや迷走していた大相撲が、これほどまでの人気に盛り返すに至ったのは、関係各位のご努力だと思いますし、この日の披露宴の華やかさを目の当たりにして、隔世の感を抱いたのは、小生だけではないでしょう。

先場所の劇的な逆転優勝の後の５月場所は、幕内最高位の東の正横綱として迎えます。左上腕のケガは気になりますが、さらなる活躍を期待しています。