石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

半導体と大矢十四彦

過日、菰野町に本社のある ジャパンマテリアル株式会社 の本社増設工事竣工披露が開催され、出席しました。

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ジャパンマテリアルは、半導体工場向けの特殊ガス供給装置やガス販売、製造装置のメンテナンスなどを取り扱っている会社であり、経営再建中の東芝が分社化した 東芝メモリ株式会社 四日市工場 向けの業績が好調のため、本年3月期の連結決算で売上高が223億円(19.1%増)、純利益が30億円(13.3%増)の過去最高を更新した優れた経営状態を維持しています。

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今回の増設は、半導体工場の製造装置を運転するための人材育成を行うために行われ、今後、採用した従業員をこの施設でトレーニングして、各工場に配置する予定となっています。新しく完成した工場を拝見しながら、将来に向けた計画をお聞かせ戴きましたが、人材不足という次元ではなく、雇用する人そのものが不足しているという深刻な状況を逆手にとって挑戦されるその経営感覚には感銘を受けました。東芝メモリの分社化や所有者の交代に関しても「一切心配していない!」という田中社長さんの一言は、従業員のみならず、取引企業、株主など関係者との信頼関係をさらに強固にしたと思います。当町にとっても重要な会社ですので、今後とも本社の所在地や雇用の確保含めて引き続きのお付き合いをお願い申し上げます。

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その増設建屋の応接室で、日本画家の大矢十四彦さんの作品を拝見しました。これだけ大きいサイズの大矢さんの作品が美術館でもない場所に飾られていることが、菰野町の芸術文化水準にとって好影響を与えることは間違いありません。

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三重県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部の第48回通常総会に足を運びました。2020年の東京オリンピックパラリンピックを前にして、観光及びサービス業が大きな節目を迎えていることは間違いないと思います。その流れに対応して適切に利益につなげていくことは、それぞれの経営感覚ですが、このような場を通じて切磋琢磨することもその一つだと感じました。

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