石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

よくよく考えれば2000句超え

過日、第21回鈴鹿山麓菰野町俳句大会 開会式及び小中高生入賞者表彰式に出席しました。本年からは、より多くの皆さんに参加戴くために近隣の亀山市鈴鹿市の俳句会の皆さんにもご案内を差し上げたこともあり、町内外から総勢139名、344句の応募があり、盛大に開催されました。演台の脇には、菰野町ならではの色鮮やかなマコモの葉が活けられ、菰野町の夏を演出するのに一役買っていました。

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大人の部の特選句の菰野町長賞は、圦山勝英さんの「春愁や 化石のごとく 蔵書印」でした。化石と蔵書印が思い出を想起させ、それを春のもの悲しさに重ね合わせている句なのでしょうか。小生としては、蔵書印が際立つ句だと感じました。

一方で、表彰式のあった小中学生は、町内5小学校、2中学校、1高校の児童生徒が応募し、小学校の部は特選5句、入選9句、佳作19句、中学校の部は特選3句、入選5句、佳作12句、高校の部は特選3句、入選6句、佳作12句が選ばれました。

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小中高生の応募総数は436句でした。部活動や登下校などの学校生活に即した句や晩春から初夏にかけた菰野町の風景を素直に表現した句が多く、大変味わい深いものでした。小生も自己流ですが、平成24年の1月1日から毎日作句しています。よくよく考えてみれば、既に2000句を超えていることに気付きました(笑)続けられる限り継続しようと思います。

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小生が会長を仰せつかっている 北伊勢広域観光推進協議会 の総会を開催しました。グローバル経済の進展や金融資本主義が跋扈する時代に入り、地方創生なる言葉に象徴されるように、いわゆる地方の活性化施策に変化が生じてきました。それは、右肩上がりの経済成長時代の企業誘致による地方経済の活性化から地域資源を生かした持続可能な地域づくりに移行していると言っても良いのかも知れません。そういう中において、単独の基礎自治体が我田引水的な観光施策を展開するのではなく、ある一定の規模感で持って、市町村を超えた中での地域資源の相乗効果をもって、誘客を図っていくことが喫緊の課題となってきています。KPI(重要業績成果指標)やPDCAサイクルなどは重要であることは承知していますが、そこに拘泥する野心的な活動が出来なくなり、本来の観光施策に必要なダイナミックさや遊び心が失われてしまうと、却って限定的な取り組みになってしまうこともあります。これから本格的に広域的な観光振興に取り組んでいきますので、まずは胸襟を開いて攻めの姿勢で事業構築が出来れば幸いです。

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過日、知人の内祝いとして文庫をご恵贈戴きました。大変貴重かつ高価な品で恐縮の極みですが、道具に恥じないように精進して参ります。ありがとうございました!

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