山形から三重へ
来年の大会運営を円滑に行うために、競技面の実働部隊である 三重県山岳連盟 の三重県高体連登山部 の皆さんや開閉会式など大会全体の事務局機能を果たす実行委員会(菰野町教育員会の職員など)は、開会式からの視察を実施しました。
登山競技は単に山登りをするだけでなく、自然や気象、救急などの知識が問われる筆記試験に始まり、テント張りや調理などの幕営に関する技術や行動も審査の対象となり、まさしく知力と体力とチームワークが必要になる競技です。
今回の山形大会は、蔵王及び月山山系をコースとして実施され、男子は長崎県立長崎北陽台高校(長崎県)が、女子は岩手県立盛岡第一高校(岩手)が、それぞれ優勝しました。長崎北陽台高校と言えばラグビーの強豪として有名ですし、盛岡第一高校と言えば米内光政の出身校であり、金田一京助や宮沢賢治を輩出していることで有名です。
閉会式で引き継がれた国旗、大会旗などに込められた思いを受け、来年の登山競技の成功のために力を尽くさなればならないと感じました。