石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

交通安全への思い

過日も、菰野町役場駐車場で開催された出発式の模様を本ブログでも取り上げましたが、今月30日(土)までの期間、秋の全国交通安全運動 が実施されています。

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今回で26回目となる平成29年度菰野町交通安全作文コンクールの表彰式を開催致しました。

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町内の小中学生から781点の応募があり、各校での予備選考の後、70点が教育委員会に提出され、7点が最優秀作品として選ばれます。四日市西地区交通安全協会菰野ライオンズクラブなどご協賛戴いた関係各位に敬意と感謝を申し上げます。

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本年度の菰野町長賞は、菰野中学校1年生の近藤瑞季さんの「見守りボランティアさん」でした。自分たちの登下校を見守ってくれる人々への感謝や危険な運転に対する警句、自分の不注意への戒めなど、それぞれの作品内容をそのまま実践すれば、事故は無くなると思われる秀逸な内容でした。ただ、こういった啓発は、いかに実践出来るかが重要であり、日常生活の中でしっかりと法令を遵守し、交通マナーを意識出来るかが大切だと思います。

「見守りボランティアさん」(菰野中学校1年 近藤瑞季

 私は中学生になり、見守りボランティアさんや、通学路で挨拶をしてくださる地域の方々への感謝の気持ちが以前より大きくなりました。
 そのような気持ちになった出来事があります。中学校に入学して自転車通学に慣れた頃の事です。前日寝るのが遅く、朝からボーっとしていました。そのため横断歩道で安全確認をおこたり、車にぶつかりそうになりました。車の人がブレーキを踏んでくれたため、事故になりませんでしたが、とても怖い思いをしました。この出来事の後、今までどうして毎日安全に通学できていたのだろうと考えました。
 小学生の時は、通学路には沢山の見守りボランティアさんが私たちを見守ってくださっていました。学校までそれほど長い距離を歩いているわけではありませんが、いろんな場所に見守りの方がみえました。歩道橋の見守りの方は、私たちが階段で滑らないか、安全に上り下りしているか、見守ってくださっていました。横断歩道の見守りの方は、私たちと一緒に車の確認をしてくれたり、車が渋滞しないように誘導してくれたりしていました。
 そのおかげで私たちはけがをせずに安全に登校することができました。私の家族も見守り活動をすることがあったので分かるのですが、大人の人は仕事などやる事が沢山あるのに、朝早くから見守り活動をするのはとても大変です。しかし、その方々は、毎日暑い日も寒い雪の日でも登校を見守ってくださいました。
 小学生の頃の私は、見守りをしてもらうことを当たり前の事のように思っていました。しかし、安心安全に毎日登校できていたのは、多くの方に見守ってもらっていたおかげだと気がつき、心から感謝したくなりました。
 私は、見守りボランティアさんのおかげでいろんな事を学ぶ事が出来ました。横断歩道では左右を見て車が来ていないか必ず確認する。曲がり角では、車が見えにくくぶつかる可能性が高いので、まず車が来ていないか確認してから進む。私たちが渡れるように車が止まってくれた時には、頭を下げるなどして感謝の気持ちを伝える。このような事は今では当たり前のようにしていますが、思い出してみれば、どれも見守りボランティアさんが教えてくださった事です。この学んだ事をこれからの私につなげていく必要があります。
 私は中学生になり大人になる第一歩を進みました。自分自身で、周りの安全確認をしなければいけません。慌てていたり急いでいたりすると、つい危ない行動をしてしまいます。しかし、そんな一瞬の気のゆるみが大きな事故につながるかもしれません。これからも通学路で見守って下さる地域の方々に感謝をし、教えてもらった事を忘れず、毎日安全に登下校していきたいと思います。

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廣幡神社で斎行された秋の御霊和めのお祭りに参列しました。先の大戦でお亡くなりになった226柱の安寧と恒久平和を祈念致しました。

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