石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

記録映像の制作意図


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ご承知の通り、2020年(天皇の退位等に関する皇室典範特例法を受けての皇室会議によって平成31年5月1日からは新元号になることから西暦で表記する)に開催予定のオリンピック・パラリンピック東京大会に向けて、日本唯一の総合スポーツ博物館である秩父宮記念スポーツ博物館の貴重な所蔵品が展示されていました。

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三重県ゆかりのオリンピアンやパラリンピアンに関する資料も紹介されており、地域性も反映された展示となっています。

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入ってすぐの部屋で上映されていた昭和39年の1964年東京オリンピック大会当時の映像資料は、個人的には気に入りました。開催に向けての警備や治安維持のための警察の記録映像は、内容そのものよりも、その制作意図に興味を持ちました。加えて、その15分間ぐらいの警察関係の映像の後に、取って付けたような競技映像が流れるのも面白かったです。

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来年1月14日(日)までの開催となっていますので、この機会をお見逃しなく。

平成29年度 全国治水砂防促進大会 に出席しました。大会の冒頭に、鳥取県知事である平井伸治さんから「地域づくりは防災から」という演題の特別講演がありました。

続いて、一般社団法人全国治水砂防協会の会長である綿貫民輔さんからご挨拶がありました。

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その後、知人である南砺市長の田中幹夫さんと同じく知人である日田市長の原田啓介さんが、それぞれの市で発生した災害についての意見発表がありました。

これらの特別講演や意見発表や本年7月に発生した九州北部豪雨での多量の流木を含む土砂災害により20名もの尊い人命が奪われたこと、加えて、度重なる台風の襲来により全国で1,400件を超える土砂災害が発生してたこと、また、霧島山新燃岳の噴火など、火山活動の活発化への懸念も高まっていることなどを踏まえて、強靭な国土を実現するために以下の7項目について重点的な提言を採択しました。

1.土砂災害防止施設の強力な整備推進
2.火山砂防事業の推進
3.流木対策の推進
4.激甚な土砂災害が発生した地域における土砂災害対策の推進
5.要配慮者の命と生活を守る土砂災害対策の強化
6.警戒避難体制の整備と防災・減災活動の充実
7.体制及び組織・人材育成の強化

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菰野町もいつ何時土砂災害が発生するかは分かりません。砂防堰堤に溜まった砂の除去や河川の堆積物や雑木など撤去は安全安心のな生活を確保するためには必要な事業です。これらの事業を実施するには多額の予算が必要ですが、住民生活に目に見える形で関わることではないために後回しになっているのが現状ですので、今一度、公共性の観点から予算の優先順位を再考しなければならないと思います。