これからは地方部
過日、全国観光地所在町村協議会の理事会及び総会が開催され、出席しました。来年度の予算編成に向けての要望書の決定を行い、その後、要望活動を展開することが、大きな取組でもありますが、総会での講演も日本の観光政策の方向性を知る上で有益です。
政府は、平成15年（2003年）にビジット・ジャパンと銘打ち、訪日旅行促進事業に力を入れ始め、以降、平成25年（2013年）に訪日外国人旅行者が1,000万人を超え、平成28年（2016年）には2,404万人に達しました。本年平成29年（2017年）11月４日には、昨年の2,404万人に到達し、過去最高となることが確実となりました。この訪日外国人旅行者を2020年には、4,000万人と目標を定めており、観光分野の活性化においてもインバウンド政策は必須のものとなってきました。今後、平成27年と平成28年を比較すると、三大都市圏での伸び率は、3.4％に対し、それ以外の地方部での伸び率は、9.5％となっており、これからは地方においても外国人旅行者への対応が迫られることとなります。菰野町としても、広域的な観点からインバウンドへの対応をしなけらばならないと考え、他の市町村や民間事業者との連携を深めて参ります。
過日、平成29年度 第39回母子保健奨励賞 の発表があり、本町職員の保健師である城田圭子さんが入賞しました。虐待事例や虐待ハイリスク事例の増加に着目し、各事例の経過と 周産期からの支援状況の分析と支援に取り組み、妊娠期からの虐待予防対策を充実させたことが高く評価されたとのことでした。引き続き、町民のために力を尽くすことを期待しています。
眩しすぎる金色が気になりますが（笑）、お心遣いに感謝申し上げます。
