石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

器の機縁

過日、竹成大日堂において、恒例の藤まつりが開催され、それに先立ち遠藤宗世のお点前による献茶式も斎行されました。

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菰野町内で献茶式が行われるのは竹成大日堂だけですので、年に一度ではありますが、大変貴重な経験をすることが出来ます。ただ、年に一度だけですから、作法を忘れてしまい、毎回見よう見まねのど素人感を醸し出しています(泣)
式の前に、宗世先生に作法のご教示を賜ったところ、「気楽に慣れ親しんで下さい」と温かいお言葉を戴きましたので、程よい緊張感で献茶をすることが出来ました。

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式後の野点には、多くの方がお越しになり、盛大なお祭りでした。小生はかなり大ぶりな茶碗で戴きました。宗世先生にお伺いすると、菰野町に窯を構えておられた故 伊藤圭の作で、昨年お亡くなりになった故 朱雀井健(竹成にある願行寺の前住職)が箱書きをされた逸品とのことでした。小生も、伊藤、朱雀井両氏とも、生前に謦咳に接したこともあり、機縁を感じる野点でした。

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桜などと同様に藤の花も早く咲きましたので、この日も残念ながら盛りとはいきませんでしたが、散り際の藤も趣きがあり、毎年違った藤の様子を拝むことが出来るという意味では、良い機会でした。地元の皆さんのご支援に心からの敬意を表します。

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三重銀行 の常務執行役員である内海誠志さんらが、観光及びサービス分野における金融機関との連携についての意見交換のために来庁されました。消費者、事業者、金融機関の三者にとって有益な事業構築に向けて、平場の議論が出来ました。秋ごろまでに、面白い取り組みになることを期待しています。

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