県内最後の
過日、三重県広域防災拠点(北勢拠点)の開所式に出席しました。
三重県は、これまで「三重県広域防災拠点施設基本構想」(平成8年度策定)にもとづき、平成13年度に完成した三重県広域防災拠点(中勢拠点)を皮切りに、東紀州〔紀北〕拠点(平成18年度完成)、東紀州〔紀南〕拠点(平成19年度完成)、伊勢志摩拠点(平成21年度完成)、伊賀拠点(平成24年度完成)と 三重県内に複数の市町を対象とした広域防災拠点を順次整備してきました。
県内で最後に整備された北勢拠点は、3市5町(桑名市、四日市市、いなべ市、木曽岬町、東員町、朝日町、川越町、菰野町)を対象範囲としています。東名阪自動車道四日市東インターチェンジの近くに位置し、四日市消防署北消防署北分署と隣接している上、四日市港にも近く、付近には物流倉庫なども多数立地しています。
この防災拠点施設が、稼働しないことが最も良いことですが、大規模な災害が一定の頻度で発生する日本においては、災害に備えることも日常業務の延長として不可欠です。北勢拠点が適切な役割を果たせるよう、菰野町としても計画の再考をする必要があります。