石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

大根で納める

6月1日(日)の12:00から三重庖友会設立40周年記念及び名誉顧問の長谷川行男さんの庖丁納めの儀の式典に出席しました。

イメージ 1

長谷川行男さんは、昭和31年に料理人の道に入られ、58年2ヶ月間、この道一筋で精進され、さる5月31付をもって、鹿の湯ホテルを退職されました。この間、湯の山温泉にも、ホテル湯の本にも奉職され、菰野町及び湯の山温泉の発展にもご尽力賜りました。また、現代の名工黄綬褒章も受章され、業界の発展や人材の育成にも多大なるご功績を残されました。

イメージ 2

この庖丁納めの儀は滅多にない儀式ということでしたので、大変貴重な場面に立ち会うことが出来ました。小生の興味を最も引いたのは、最後に庖丁をいれた物が大根であったことです。会場におられた料理人の方曰く「庖丁の技は大根を扱うことから始まる」ということで、終わりも大根だとのことでした。

イメージ 3

三重庖友会の会長であり、長谷川さんの愛弟子である大橋義信さんによる四条流庖丁儀式である長命の鯉も披露され、その功績が称えられました。長谷川さん、長きに渡りお疲れ様でした。

2日(月)の8:45から国家公務員新規採用職員対象の地方実地研修の開講式でご挨拶。菰野町としては今年で5回目を迎える研修の受入ですが、この日から5日間のスケジュールで基礎自治体の現場を学んでもらいます。

イメージ 4