共助の精神を醸成する
先月28日(日)に 平成28年度 菰野町水防訓練 を実施しました。各区では、8:00から危険箇所確認などの訓練を行い、その後、9:30から全体訓練を実施しました。
参加者434名を5グループに分けて、水防の基本中の基本である土のう作り及び土のう搬送を行い、その土のうを活用して、積み土のう工法及び改良積み土のう工法による河川堤防の補強方法を周知しました。
大変暑い日でしたが、皆さん真剣に訓練に取り組んでいました。
今回は、国土交通省中部地方整備局 のご協力により、排水ポンプ車、照明車及びパトロールカーの訓練展示を行いました。東日本大震災や平成27年東北・関東豪雨の際にも出動したことなどの説明もあり、訓練参加の皆さんも関心を持っていました。
これから本格的な出水期を迎えます。まずは、台風や大雨などの際の身の回りの危険箇所を熟知した上で、このような基本訓練を通じて共助の役割を強化し、防災減災対策を再認識することを期待します。
31日(火)の8:30から平成28年熊本地震の復旧作業のために、南阿蘇村へ派遣する職員2名の出発式を行いました。5月12日を皮切りに、人員を交代させながら、継続的な支援を行っています。この度は交代要員として2名がおよそ10日間の日程で現地に入ります。まずは、与えられた業務に精励した上で、被災状況を把握し、今後の支援の情報収集をするように指示しました。暑くなる時期ですので、体調管理には十分気を付けるよう申し伝えました。