石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

農業施設の適切な維持管理

毎年この時期に農業農村整備事業関係団体の総会が開催されます。

過日、三重県土地改良事業団体連合会 の第60回通常総会に出席しました。国の農業農村整備事業関連予算は、平成21年度の当初予算で、5,770億円であったものが、22年度に2,500億円と半分以下になり、23年度、24年度と同水準で推移し、必要な事業が実施出来ない状況が続きました。他の社会資本と同様に、農業用施設も老朽化が著しく、適切な維持管理や長寿命化が重要な課題となっています。そのような中、29年度は、当初予算で4,000億円となり、28年度の補正予算1,700億円と合わせると、21年度の規模まで回復しました。繰り返しになりますが、農業用施設の維持管理は、食糧自給率の向上や農村集落の維持に欠かせないものですので、豊かな田園風景を守っていくためにも着実に取り組んで参ります。

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総会の中では、これまでの土地改良事業に貢献された皆さんの表彰がありました。心からの敬意と感謝を申し上げます。

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菰野町土地改良区の通常総代会に出席し、ご挨拶申し上げました。昨年9月の台風により、音羽地内のため池が被災し、その復旧に全力を尽くしていることに加え、各地域のため池の維持管理は、水利権を有する水利組合や受益者である農家の皆さんが、第一義的な責務があることをご理解頂きたい旨申し上げました。それらを踏まえた上で、町としての関わりを考えて参りますので、よろしくお願い申し上げます。

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三重用水土地改良区の通常総代会に出席しました。平成29年度をもって三重用水の建設債の償還が終了することになります。しかしながら、今後の維持管理には多額の費用が必要となることから、財政的な見通しをもって取り組んでいかなければならないと思います。

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