石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

菰野の言い伝え

現在、菰野町役場1階ロビーには、明治2年に建立された菰野藩の角櫓の模型が展示されています。
この模型は、昨年2月に開催された菰野地区ふれあいまつりの際に、町内在住の柳昭広さんが制作されたものです。

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菰野藩最後の藩主である12代土方雄永に京都の公家の娘である益子姫との縁談話が持ち上がりましたが、当時の菰野藩には堀も櫓もなく、益子姫が大変不安になられているとのことでした。そこで、その噂を聞きつけた当時の領民たちが、力を合わせて角櫓を建立し、無事に縁談がまとまったという言い伝えが残っています。
その後、紆余曲折があり、町内のある邸宅の蔵として利用されていましたが、数年前に老朽化のため取り壊すことになりました。その際に、多くの町民の皆さんから再現可能な状態での保存の要望があり、専門家に依頼をして、図面などを正確に書き残す作業を経て、柱や梁などすべてを解体致しました。
即座に再建、活用とはなりませんが、長期的な視点から、町民みなさんの機運の高まりなどを見極め、時宜を得て復活させたい思います。

12月2日(日)に 民話でめぐる菰野ぐるり が、菰野民話語りの会さんの主催で開催されます。

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第1部では、バスで町内の史跡をめぐる町内民話ウォークが行われる予定です。
第2部では、講演や邦楽ミュージカルなどが企画され、もちろん民話語りも開催されます。

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興味のある方はぜひ!
お問合せは、菰野民話語りの会(坂倉)さん:059-394-0050 まで。