猿臂之勢

本日４日（月）の８：００から仕事始め式を挙行し、職員に対して年頭訓示を行いました。
本年は町制６０周年の節目であることを踏まえて、これまでの菰野町の歩みに思いを馳せ、自分たちの足元を見つめ直して、将来に向かって何をしなければならないかを考える機会にして欲しいと申し上げました。

特に、新名神高速自動車道の建設が進む中で、長期的なまちづくりに関わる事業（菰野インターチェンジ（仮称）の周辺の土地利用を最重要課題として、水道施設の維持管理、下水道拡張事業など）と少子高齢社会の進展に伴う回避不可能な課題への対応（地域包括ケアシステムなど）を着実に行うことを申し伝えました。

そのためにも 猿臂之勢 という言葉を用いて、臨機応変に事態に対応する能力を向上することを求めました。ただ、基本や基準を参照しない対応は、場当たりまたは思い付きの対応となるため、基本や基準を徹底した上での判断を行うよう伝えました。加えて、昨年と同様に、考え話し合う組織、時間軸を持った仕事、相手の気持ちを忖度した対応の三つを重点項目として、それぞれの職責を果たすよう期待しています。

１１：００からは老人福祉施設みずほ寮での仕事始め式に伴う管理者年頭訓示を行いました。危機管理に細心の注意を払い、入所者の皆さんの生活の場として住み易い環境づくりをするよう期待しました。

本年もよろしくお願い申し上げます！