石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

腕用ポンプ車

過日、平成30年菰野町消防出初式を挙行しました。

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皆さんもご記憶のことと存じますが、昨年は大雪のために屋内での開催も叶わず、中止という異例の事態となりましたので、2年ぶりの開催となりました。昨年とは打って変わっての素晴らしい天候に恵まれ、しかも鈴鹿山脈からの風もなく、穏やかな状況で執り行うことが出来ました。

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菰野町消防団7分団10班160名の団員及び車両と消防本部の車両の入場の後、式典が始まりました。表彰では、消防の使命(町民の生命、身体、財産を守ること)を果たした団員各位やその家族などに感謝状などが贈呈されました。ここに改めて、小生からも敬意と感謝を申し上げます。

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昨年1年間の菰野町内の火災総件数は、20件で、うち7件が建物火災となっており、一昨年に比べると増加傾向にあります。中には、不注意や火の取り扱いを安易に考えていることが原因の火災があり、留意する必要があります。式典後には、各種消防活動の展示があり、一斉放水となりました。

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本年は、その一斉放水の前に、岡区に保管されていた腕用ポンプ車の特別実演がありました。この腕用ポンプ車は、側面に「千種岡、明治40年5月」と記されており、およそ110年前に導入されたと推察されます。この度、使用出来るように整備し直して、展示が行われました。人力手動といえども、なかなかの放水力で20~30メートル先の火点には届く勢いでした。

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多くの来場者にも足を運んで戴き、菰野町の消防力を知って戴くよい機会となりました。

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