石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

地域医療や小児医療の課題

7日(日)~8日(月)にかけて県下最大の火祭りである 僧兵まつり菰野町湯の山温泉で開催されました。
湯の山温泉にある三岳寺は、戦国時代には数百人の僧兵を抱える大きなお寺でしたが、その大きさ故に、織田信長に攻められ焼き討ちに遭いました。僧兵まつりは、このとき勇敢に戦った僧兵たちの「勇気」、「忍耐」、「正義感」を伝えようと始められた祭りで、メインの火炎みこしは迫力満点です。

イメージ 1


小生は、開幕式にあたる採火式にお邪魔し、ご挨拶を申し上げましたが、例年以上の多くの観光客の方々や近隣の皆さんがお越しになっていました。

イメージ 2


採火式では、関係者や来賓の皆さんとともに、僧兵まつりの安全祈願とあわせて湯の山温泉のさらなる発展をお祈り申し上げました。

イメージ 3


実行委員会の皆さんや祭りに関わられた多くの皆さんの尽力に敬意を表します。

7日(日)の13:30から 子育てと医療を考えるシンポジウム を開催致しました。
子育て施策と称して、医療費を無料にする施策がいくつかの自治体で実施されていますが、三重県もこの9月から小学生の医療費を無料にする制度を創設しました。小生は、子育て施策としても、医療施策としても他に取組むべき課題があると考えていましたし、ある種のバラマキ施策ですので、その実施は留保していました。紆余曲折があり、町議会で全会一致でその実施のための条例改正が可決され、菰野町でも実施されることとなりました。

イメージ 4


そういう経緯の中、
・医療資源は無限に存在するのではなく、人的、財政的にも限りがあることを認識すること
・地域医療や小児医療の現状を理解し、健康管理や急病時の対応などの知識を習得し、適正受診の推進を図ること
予防医学の必要性を認識すること
・地域医療や小児医療が持続可能な制度となるようそれぞれの立場で考えること
などを目的とし、出口隆生氏(三重大学医学部付属病院 講師)、足立基氏(三重県総合医療センター小児科 医長)、坂野信彦氏(ばんの小児科院長)、尾崎忍氏(小児救急啓発ボランティア「ママナースの一歩」代表)の4名をお迎えして、本シンポジウムを開催致しました。

イメージ 5


シンポジウムの最後に、コーディネーターの出口さんに指名され、感想を促されました。
専門的な見地からの中身の濃い議論を聴かせて頂きました。地域医療や小児医療を持続可能なものにするために、クリアすべき課題がたくさんあると改めて感じました。

先のブログでも紹介した庄部神社の大祭において、少年相撲大会が開催されました。
元気な子どもたちが一所懸命土俵の上で身体を動かしていました。

イメージ 6