石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

かけ声だけで森は造れない

3日(月)の8:00からはいつも通りほぼ毎日開催している連絡会議からスタートしました。その後、決裁や内部協議などを経て、10:00から平成24年菰野町議会第4回定例会が開会し、議案などの提案説明を行いました。

議会散会後、砂防工事が予定されている現場の確認を行いました。

今回の工事対象となっている場所は、これまで何度も山腹の土砂が、道路はもとより居宅にも流入するなど、大きな被害を発生させてきました。これまでも事業主体である三重県と何度も協議を行い、地元の地権者のご理解とご協力を得るに至り、具体的な事業実施の段階に入ってきました。

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来年度、砂防施設を新設するのですが、維持管理をしっかり行うために、最上流部へアクセスするための管理用道路も併設することとなりました。
この前の 全国治水砂防協会 さんの視察の際にも申し上げましたが、せっかくの砂防施設も堆積した土砂を除去しなければ、適切な機能を発揮することが出来ないことは明白ですので、今回の管理用道路を設置することは重要なポイントです。

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そこで今回は、現場まで足を運んで、設計図面と照らし合わせながら、既存林道との交差部分及びそれらの管理状況などについての意見交換を行いました。

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少し足を伸ばして、杉が植林されている人工林の様子も視察してきました。三重県が現在進めようとしている災害に強い森づくり対策で最重要課題として取り上げられている間伐材の放置が多くあり、これらについては、三重県菰野生産森林組合さんなどとも抜本的な対策を考えなければならないと感じました。

いずれにしても、林道整備だけ、間伐事業だけ、砂防施設の設置だけ、災害対策だけ、と言ったような思いつきの場当たり的な事業構築ではなく、総合的複合的かつ中長期的な視点での議論を積み上げなければなりません。

昨日のブログ で取り上げたように、シクラメンのいい季節になってきました。
そんな中、毎年恒例の 三重郡更生保護女性の会 の皆さんによるシクラメンのチャリティー販売が実施されました。

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この三重郡更生保護女性の会さんは、女性としての立場から地域の犯罪予防活動と犯罪や非行をした人の更生支援活動を行い、犯罪や非行のない明かるい地域社会の実現に寄与することを目的とするボランティア活動の団体です。鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン などの町での行事にもご協力頂きながら、更生保護活動の普及啓発にも積極的に取組まれています。

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本日も300鉢近いシクラメンを販売され、それらの売上金は、更生保護の活動に活用されます。
皆さん、お寒い中をありがとうございました。

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