石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

いざ、相馬市へ

いささかタイトなスケジュールではありましたが、7日(木)~8日(金)の行程で、東日本大震災の復旧復興支援のために職員を派遣している 相馬市 及び 石巻市 に向かいました。

7日(木)は、10:00から一部事務組合である 朝明広域衛生組合 の議会終了後に出立しましたので、移動で精一杯でした。

8日(金)の朝から相馬市の災害公営住宅の視察を致しました。

イメージ 1

各部屋は2DKの約12坪の間取りとなっていますが、洗濯機は設置できないこととなっているため、広く確保された共同スペースにおいてある洗濯をしなければなりません。

イメージ 2

このことは、この災害公営住宅が別名 井戸端長屋 と名付けられていることからもわかるように、12戸分の個室に入る皆さんが、各部屋に閉じこもることなく、昔の長屋のようにある一定程度の共同生活を送る仕掛けがなされています。

イメージ 3

洗濯機だけでなく、昼食は、一同に会して行政と一体となったサービスが展開されるようになっており、高齢者などの孤独状態を防止するようになっているとのことでした。

イメージ 4

被災された皆さんの住宅問題は最優先に解決すべきことであるため、今後、このような災害公営住宅は3棟建設される予定ですが、建設というハードの中にソフトとして仕掛けが埋め込まれていることが、興味深い点でした。

平素からの菰野町内での議論でも、単なるハード整備ではなく、ソフトの部分をどのように埋め込むかが重要であると感じていますが、その一例として、勉強することが出来ました。

イメージ 5

地方を守る会 などでもお世話になっている立谷市長さんからは、発災当時の行政及びその後の災害対策本部の対応などについて、詳細かつ具体的なお話を伺うことが出来ました。

イメージ 6

派遣職員も慣れない土地で相馬市の皆さんのために、菰野町を代表して、力を尽くしているようでした。寒い時期ですので、体調管理には十分気をつけて、頑張って欲しいと思います。