相馬市さんに引続き、8日(金)の午後には
石巻市 さんにお邪魔しました。
こちらにも昨年10月1日から職員を1名派遣し、震災復旧及び復興のお手伝いをしています。
皆さんご承知の通り、
石巻市における死者・行方不明者数は3,727人、全壊戸数は22,357戸と
基礎自治体単位で見ると最も大きな被害に遭いました。
石巻市には、
平成23年7月 に訪れて以来となりました。当時に比べると、ガレキは仮置き場に集積されていましたが、未だ詳細な土地利用計画が策定されていないということで、更地になったままの土地が目に付きました。
街中を車での巡回視察と併せて、
石巻の海岸沿いを一望出来る
日和山で説明を受けました。
石巻の海岸にはおよそ7m強の防波堤を建設し、さらに居住地域の海側には4m強の道路を兼ねた堤防を建設する予定ということでした。その他にも
土地区画整理事業も11箇所予定されていることなどの説明を受けました。
また、海岸沿いで被災をした
石巻市立病院も市役所近くへの移転が決まり、少しずつ前に進んで来ているとのことでした。
地盤沈下が激しい
石巻漁港の海産物加工場も拝見しましたが、大潮時などの浸水対策として施設の周囲がかさ上げされていました。
当町から派遣している職員も一所懸命取組んでいるようで、半年前に比べて引き締まった顔つき感じました。寒い時期ですが、
石巻市民のために最後までしっかりと職責を果たして欲しいと思います。
100km以上離れた
自治体間を1日で視察をする強行軍でしたが、改めて中長期的な支援が必要であり、特に、専門性を持った
自治体職員の派遣は、被災地の復旧復興には不可欠であるとの思いを強めました。当町としましては、引続き微力を尽くして参りたいと思います。