石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

日米友好関係の歴史を学ぶ

先日、米国ハナミズキ記念植樹を行いました。

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この記念植樹に至るには2つの歴史的流れがあります。

一つは、皆さんよくご存じのように、大正元年(1912年)に当時東京市長であった尾崎行雄らが日米の友好の証として、桜の苗木を3000本寄贈したことです。
もう一つは、昭和2年(1927年)にアメリカ合衆国の市民団体から、日本各地の小学校に贈られた 青い目の人形 とそのお返しのために日本の各県などから贈られた 答礼人形 の友好交流です。

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青い目の人形に関しては、日米関係の悪化によって、日本各地で強制的に廃棄される悲運を辿りますが、菰野町においては、故 河村瑞枝さんが、家の押入れの奥に匿い、丁重に取り扱われました。

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アメリカ合衆国との友好関係における以上の2つの事実が重なり、平成24年(2012年)に当時アメリカ合衆国国務長官であったヒラリー・クリントンさんから日米友好の発展のために贈られた3000本の米国ハナミズキのうちの2本が、当町に贈呈されることになりました。

式典では、小学生の有志による音楽の披露もあり、日米の友好の歴史を振り返ることも出来ました。
式典の開催にあたり、多大なるご尽力を頂きました 答礼人形 ミス三重の会 の皆さん及び故 河村瑞枝さんのご親戚である伊藤様には、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。

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