佐々木信綱の交遊
過日、第18回 四日市西地区少年健全育成学童野球大会 の開会式でご挨拶。素晴らしい天気に恵まれ、8チームの児童が優勝目指してプレーをしました。6年生にとっては最後の公式戦ということでしたので、思い出に残る悔いのない大会にして欲しいと申し上げました。
その後、隣の大羽根サッカー場に顔を出すと、町内の ぺルナSC が、東京や大阪などからのチームを招いて大会を開催していました。今年4月に竣工した人工芝のグラウンドを所狭しと子どもたちがプレーしていました。
児童虐待防止推進月間に伴う講演会でご挨拶。竹内成彦さんをお迎えして、「子どもを育てるとっておきのメッセージ ~叱っていい子と悪い子~」の演題でご講演を頂きました。菰野町内でも今年度に入って、一時保護に至った件数が、6家庭7件あります。不幸中の幸いで重篤な事案にまではなっていませんが、常に細心かつ最善の注意を払っていかなければなりません。
佐々木信綱記念館 で開催されている 信綱の交遊録 -『明治大正昭和の人々』を中心に- に足を運びました。残念ながら、特別展内の撮影は禁止でしたので、画像はありませんが、学界の人々の交遊、芸術界の人々との交遊、各界・門人らとの交遊と3つのジャンルに分けて、それぞれの分野の人との手紙などが展示されています。
当然のことながら、与謝野鉄幹や晶子、齋藤茂吉、森鴎外、芥川龍之介、夏目漱石、樋口一葉などとの交遊にはじまり、富岡鉄斎や四世杵屋佐吉(長唄、湯の山音頭や湯の山小唄の作曲にも関わったと考えられる)、五世及び六世の中村歌右衛門、吉田茂、徳富蘇峰などとのやり取りも見ることができます。また、先のNHKの連続ドラマ小説「花子とアン」でも取り上げられた柳原白蓮もその中の一人だったようです。