谷尚典さんから自著の『湯の山夢谷庵』をご恵贈頂いた。会社を定年後、
菰野町に陶芸工房を持たれ、
鈴鹿山脈湯の山の四季を楽しんで生活されており、ここ最近の日々の出来事をエッセーとしてまとめられました。
所々に
菰野町の豊かな自然や人々の暮らしなどが散りばめられ、大変読みやい内容となっています。
志賀直哉の小説「
菰野」についてのこと、山水を利用してワサビを栽培している場所のこと、谷さんにご尽力頂いて開催した「林峰男チェロリサイタル」のことなどの出来事も話題として触れられており、小生も知らない
菰野町のこともたくさん書かれています。そういう意味では
菰野町の魅力を再発見出来る著作です。
これだけの分量を飽きさせることなく読者に読ませる筆力には感銘を受けました。今後とも
菰野町の自然を満喫して頂き、新しい
菰野町の魅力を教えて頂ければ幸いです。