石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

三重キタン会

過日、名古屋大学経済学部同窓会である一般社団法人キタン会 の三重支部である 三重キタン会 の総会及び講演会に出席しました。

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小生は 教育学部 出身ですが、昨年度から 名古屋大学 の他学部の同窓生とも広く交流しようということで、今回、三重キタン会副会長の 第三銀行 の頭取である岩間弘さんにお声がけを頂きました。三重キタン会の会長は、百五銀行 の副頭取である渡辺義彦さんで、三重銀行 の頭取である渡辺三憲さんや前頭取で現会長の種橋潤治さんなど、県内の金融機関の主要メンバーが会員となっています。三重県庁にも多くの同窓生がおみえで、雇用経済部長の廣田惠子さんも会員です。小生と同様に会員外ではありますが、名古屋大学という括りで、副知事の植田隆さんも参加されていました(植田さんは小生と同じ数少ない教育学部出身です)。

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伊藤忠商事 の元会長であり、中華人民共和国駐箚特命全権大使であった 丹羽宇一郎 さんによる「日中関係を読み解く」と題した講演がなされ、大変有意義な時間となりました。中国の習近平体制の今後の見通しに始まり、アジア24ヶ国における日本と中国の経済的重要性などをお話されました。安全保障関係においても、世界の軍事費の約33%が米国であり、2番目の中国はおよそ12%、日本は6番目でおよそ3%となっていることから、日中関係は日米関係に左右されるとの考えを示されました。

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中国での経済活動については、政治や哲学は別にして、信用や信頼を失わない限りは積極的に日本企業は活動すべきであり、それこそが国家の繁栄につながると述べられました。小生のような政治に関わる立場は異なりますが、経済に身を置く人はある意味では貪欲にお金儲けを考えるべきであり、その経済活動を通じて、納税や雇用という面から社会を支えることが重要であると思いますので、丹羽さんの考えはよく理解出来ました。日本、中国、韓国、北朝鮮などユーラシア大陸の極東地域はロシアも含めて今後面白い展開になると思いますので、小生も勉強して参りたいと存じます。

懇親会の席では、丹羽さんの隣席をご用意頂き、およそ30分間ぐらい日中関係について、小生も考えを申し上げた上で、さらに突っ込んだ議論が出来たことは至極の時でした。ご配慮頂いた関係各位に感謝申し上げます。