石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

弱い立場の人がより弱い立場にならないために

過日、四日市医師会、四日市歯科医師会、四日市薬剤師会と朝日町、川越町、菰野町のそれぞれとが、災害時における医療救護に関する協定 を締結し、合同の調印式を開催しました。

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大規模災害の発生時に、災害対策の拠点施設や避難所の近くに基礎自治体が救護所を開設する場合があります。加えて、避難所での生活が長期化する場合などに、急性肺血栓塞栓症(いわゆるエコノミー症候群)やノロウィルスなどの細菌による感染症などへの対策が必要になります。そういった医療救護が必要な場合において、応急処置や衛生指導、傷病者に対する調剤などの支援を行うために、この度の協定の締結となりました。

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平成28年熊本地震においても、全国の医師会、歯科医師会、薬剤師会の皆さんが被災地に赴き、同様の支援を行っています、また、保健師や看護師、介護士などコメディカルの皆さんも避難者によりそった活動を展開しています。マスコミ報道レベルでしか知りえませんが、熊本学園大学は、福祉避難所の指定はないものの、障がい者や支援の必要な高齢者の避難所として施設を開放し、避難者の支援を学生や教職員がボランティアで行っているとのことです。菰野町も地元の 四日市看護医療大学包括連携協定を締結 していますので、菰野町民である大学関係者や学生との連携についてもどのような取り組みが可能か議論をしていこうと考えています。

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また、今回の協定は、四日市医師会と菰野町四日市歯科医師会と菰野町四日市市薬剤師会と菰野町と単独の協定ですが、さらに強固な協定となるよう、3団体と3町が連携しながら、相互支援出来る可能性も探っていこうと思います。

菰野町民生委員児童委員協議会全員協議会が開催され、ご挨拶に伺いました。日頃から民生委員児童委員、主任児童委員の皆さんには、障がい者、高齢者、児童などに関わる地域福祉の根幹的な活動に取り組んで頂いています。また、大規模な災害の折には、「日常生活での弱い立場の人がさらに弱い立場」になる可能性が高いので、そうならないために、共助と公助の役割を果たす必要があります。その意味からも、日頃からの情報共有が重要であり、民生委員児童委員、主任児童委員の皆さんの今後の取り組みに期待します。

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