衰えぬ眼光と迫力
小嶋さんは、昭和2年に当時岡田屋の店主であった父を、次いで、昭和10年に経営のトップを担っていた母を、さらに昭和14年にはその後に店を切り盛りしていた姉を相次いで病気で失ったことを受けて、株式会社岡田屋呉服店 の経営を引き継ぐことになり、戦中、戦後の混乱期においても、商いを順調に発展させ、現在の イオングループ へと続く礎を築いた中興の祖とも言うべき存在です。
菰野町としても、菰野町の児童生徒の人間形成に深い理解を頂き、さまざまな面でご貢献頂いています。この日は、70歳を過ぎてから始められた陶芸や古萬古の蒐集などについて興味深いお話をお聞かせ頂きました。短い時間ではありましたが、100歳とは思えない眼光と迫力を感じることが出来ました。