被害総額は1,384万円
過日、小生が会長を仰せつかっている四日市西地区防犯協会の理事会及び総会を開催しました。
総会の冒頭、本協会の活動にご理解戴き、四日市西地区の防犯活動にご尽力戴いた 東海住電精密株式会社 と あづまフーズ株式会社 を賛助会員の部として、加えて、特殊詐欺撲滅員としてご貢献された門田千峰子さんを個人の部として、表彰しました。
当会顧問である四日市西警察署長である米倉嗣人さんによる管内などの情勢報告では、四日市西警察署管内の刑法犯認知件数は、平成14年の1,344件をピークに年々減少し、平成28年には388件とおよそ三分の一までになりましたが、平成27年からは13件増加となり、下げ止まったということでした。加えて、本年も対前年同期比で10件増加しており、引き続き注視しなければならない状況です。
特に、空き巣及び忍び込み、振り込め詐欺など特殊詐欺の被害が顕著で、四日市西警察署管内においての特殊詐欺は、平成28年で10件発生し、被害金額は1,384万円となっていますし、本年に入っても５件発生し、被害金額は、1,589万円となっています。20～40歳代の年代に対するインターネットの動画サイトの閲覧の架空請求による被害が増加しており、高齢者以外でも被害に遭う情勢となっています。皆さんも被害に遭わないように自己防衛をして戴くとともに、不審な電話などがあれば、最寄りの警察署や知人友人などに必ず相談して下さい。
