全国道路利用者会議 第67回全国大会

過日、沖縄県浦添市で開催された 全国道路利用者会議 第67回全国大会 に出席しました。全国道路利用者会議 は、終戦当時の荒廃した国土の中、「道路整備を積極的に促進し、陸上輸送、物資流通を円滑化させ、もって国民生活の安定向上を期す」という目的のもと、昭和24年に設立されました。 地方公共団体をはじめ、道路、建設、自動車、バス、トラック、石油、情報通信など関連する幅広い業者や団体会員となり、道路を利用者の観点から考える会です。

この日も、会長である古賀誠さんをはじめ、来賓として石川雄一さん（国土交通大臣代理／同省道路局長）、翁長雄志さん（沖縄県知事）、松本哲治さん（浦添市長）、新里米吉さん（沖縄県議会議長）らが出席し、盛大に開催されました。

長期安定的に道路整備が進められるよう、平成３０年度道路関係予算は要求額を満額確保するとともに、平成２９年度補正予算を早期に編成することに加え、平成２９年度で期限切れとなる道路財特法の特別措置の継続を強く求めました。

一部ですが、下記のような個別要望も決議として採択しました。
・道路の老朽化対策及び幹線道路の耐震強化
・高規格幹線道路等の未整備区間の解消、暫定二車線区間の四車線化、新東名の六車線化の早期実現
・高速道路料金の事業者向け割引の継続
・「ＳＡ・ＰＡ」や「道の駅」における駐車スペースの整備・拡張及びバスターミナルやバス停などバス利用拠点の整備・改善
・通学路や自転車通行空間確保等の交通安全対策及び無電柱化の推進

小生としても北勢地域の道路ネットワークの構築と生活道路の維持管理、機能向上のために活動をして参ります。

東日本大震災の復興支援のために 石巻市 に派遣している職員に対して、10月１日付けでの派遣期間延長の辞令を交付しました。

その後、現地での業務報告を受けました。被災家屋の修繕状況の調査や新築家屋の調査及び評価の業務を引き続き実施しているとのことでした。今からは寒い時期に入りますが、被災地の期待に応えることが出来るようにしっかりと責務を果たして欲しいです。