「十」（じゅう）＝「＋」（プラス）

過日、三重銀行 の常務執行役員である内海誠志さんと新たに三重銀行菰野支店の支店長に着任した安田琢朗さん、同店支店長を退任される黒木純一さんらが、ご挨拶のために来庁されました。ご承知の通り、三重銀行と 第三銀行 は、４月２日（月）から 株式会社三十三フィナンシャルグループ として経営を統合し、新たなスタートを切りました。内海さんが、その経緯と今後の経営方針を説明されました。

三十三（さんじゅうさん）という名称には、それぞれ銀行の強みをプラス（「＋」）する思いが込められており、営業基盤の拡充、金融仲介機能の強化、経営の効率化・最適化という三つの相乗効果を発揮し、地域の活性化を促進し、地域の個人や法人に信頼される金融グループを目指すとのことです。三重県内の地方銀行としては、百五銀行 が総資産約5.5兆円、一方、三十三フィナンシャルグループの２行は合わせて約４兆円と言われており、金融業界の現状を鑑みると競争の激化やさらなる再編が予想されます。

今後、三重銀行の75店舗、第三銀行の98店舗の合わせて173店舗の効率化及び最適化や両行合わせての純利益64億円（平成29年３月期）を今から３年後には85億円という目標をどのように実現するかが注目となっています。菰野町としては、地域経済の活性化のためにご支援賜りますようお願い申し上げます。

多方面に話が及んだためか、内海さんも安田さんも黒木さんも 統合記念キャンペーン のことには全く触れずに帰られました（笑）小生が注目したのは、本キャンペーンの賞品として、御在所ロープウエイ のチケットを入れて戴いたことです。このような形での地域貢献に心からの敬意と感謝を申し上げます。

菰野町子ども会育成者連絡協議会の総会に出席しました。議事に先立ち、子ども会活動の育成者として地域子ども会の発展に貢献のあった寺尾純さんと健全な子ども会育成に積極的に取り組んだ田口新田子ども会、美山子ども会、音羽子ども会、田光子ども会、永井子ども会に、会長である水谷朋子さんから表彰状が渡されました。小生の挨拶では、学校や地域が子どもたちの活動を支えることも重要ですが、子どもに最も近い存在である保護者が子どもたちと一緒に活動することの意義は大きいことを申し上げました。

三重県地域連携部長である鈴木伸幸さんらが、新年度の挨拶のために来庁されました。各種個別事業では直接担当部局とやり取りをしますが、三重県庁の組織としては、市町との総合的な窓口になる部署は地域連携部です。ともあれ、本年度もよろしくお願い申し上げます。

小生の友人から音楽ＣＤをご恵贈賜りました。

菰野町にもお越し戴き、小生も多大なるご指導を賜っている文部科学大臣で参議院議員の林芳正さんが中心となり、国務大臣である衆議院議員の小此木八郎さん、国務大臣である参議院議員の松山政司さん、衆議院議員の浜田靖一さんの四人で結成している「Gi!nz」の２枚目のアルバム、その名も『Gi!nz 2018』 でした。

なんちゃってバンドかと思いきや、そのクオリティはアマチュアの域をはるかに超えていました。これだけの音楽性といいますか、ある種の文化的素養を有している国会議員がいることは、懐の深い政治を期待する者としては大変心強く感じました。なお、このアルバムの収益は全て公益財団法人日本骨髄バンクに寄付されます。