石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

見えない老朽化

道路整備促進期成同盟会全国協議会(通称、道全協) の理事会に出席しました。道全協は、全国各地で結成されている道路関連の期成同盟会の情報共有や意見交換を調整しつつ、道路整備の促進を図る団体です。この日は、会長である大久保太一(常陸太田市長)さんの挨拶に始まり、国土交通省の幹部による道路関係予算の概算要求状況の説明などの後、来月開催予定の全国大会に向けて活動方針や決議を審議しました。

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特に、国土交通省道路局長である池田豊人さんのご挨拶では、平成30年7月豪雨の被害と道路整備による復旧活動の円滑化、平成30年台風21号における電柱倒壊状況、今年度中に指定される予定の重要物流道路、道路や橋梁の老朽化への対応などについて触れられました。

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老朽化橋梁に関しては、平成26年度から施設の点検が必須となり、5年に一度の目視による点検によって、老朽化の度合いを4段階で評価します。4段階の内、早期措置段階(構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態)と緊急措置段階(構造物の機能に支障が生じている、又は生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずべき状態)は、全国の橋梁の約11%にあたる約3万9,000橋存在しますが、対応済みの橋は約4,600橋に留まっていることが大きな課題となっています。菰野町にも対応すべき橋梁があり、計画的に修繕を実施していますが、今後、これらにかかる経費の増嵩が見込まれます。社会資本の適正な維持管理は、喫緊の課題であり、将来に過度の負担をかけないためにも、今が良いというだけで見て見ぬふりをせず、必ず老朽化する施設への対応を考えていかなければなりません。

老朽化は、道路や橋梁だけではなく、上下水道施設の老朽化も全国の市町村において大きな課題となっています。相当な規模の予算が必要となる老朽化に関して、地方を守る会が全国市長会及び全国町村会に対して、ある一定の基準を満たせば国からの財政的措置が可能となる趣旨の緊急提言をまとめました。小生が、地方を守る会の町村長を代表して、全国町村会長に要望書を提出して参りました。会長である荒木泰臣さんが不在でした(事前に連絡済み)ので、事務局次長の細見さんに趣旨を説明し、要望書を手渡しました。

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過日の 萬古焼の粋 のオープニングイベントで、沼波弄山生誕300年を記念して発行された『ここはばんこ焼のまち』をご恵贈賜りました。四日市市だけを紹介した著作と思いきや、さり気なく菰野町のことも取り上げて戴いていました。お気遣いに心から感謝を申し上げます。

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お気遣いと言えば、イベントの手土産に BANKO300th のロゴをあしらったあんパンを頂戴しました。

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