石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

10枚のポスター画像

本日20日(月)付けで発売になるようですが、菰野町地域活性化でお世話になった 横山陽二 さんから、『企業人から大学教員になりたいあなたへ 元電通マンの大学奮闘記』(2020,ゆいぽおと)をご恵贈賜りました。

f:id:masa141129:20200419090222j:plain

横山陽二(2020)『企業人から大学教員になりたいあなたへ』ゆいぽおと

表紙と裏表紙には、10枚のポスター写真が散りばめられており、そのいずれもが、横山さんが専任教員として名古屋外国語大学に在籍した間に、菰野町の観光振興を目的として、自身のゼミナール所属の学生が作成した作品です。

 

著作の題名にも含まれているように、横山さんはかつて株式会社電通に奉職されていました。このポスターに関わる事業は、その広報や広告に関わる経験を活かして、学生目線から菰野町のキャッチコピーを考えて戴く取組として実施したものです。と同時に、菰野町に少しでも多くの若者が関わることによって、新たな観光地としての魅力を発見し、菰野町の新たなファンを獲得することを狙っていました。

 

この取組と連動して、愛知淑徳大学の 林大策(交流文化学部 教授) さんが、中心的な役割を果たしている なごや朝大学 や、東海地方を映像の力で盛り上げるというコンセプトを有する 東海アクションプロジェクト に関わる堤幸彦(演出家・映画監督)さんら多くのメディア関係者にも菰野町に関わってもらいました。以上のような事業についても多くページが割かれており、この間、本籍地が菰野町である横山さんには、多大なる支援を戴いたことを再認識しました。

 

著者の意図とは異なるかも知れませんが、私にとっては、地域活性化を取り巻く、産官学連携のケーススタディであり、単発(=単年度)の事業ではなく、継続的かつ複合的な手法を用いて、より多くの人々を基礎自治体の動きに巻き込んでいく姿が描かれていると思っています。