石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

「後出しジャンケン」でも負けるのか(笑)

ここ数年、通年で開催する自治体も散見されてきましたが、ほとんどの自治体では6月は定例会が開催されます。今年は「新型コロナウイルス感染症」(以下、「新型コロナ」)へのスピード感を持った対応をするために、ほとんどの自治体が、4月や5月に臨時会を開催していますので、定例会の意味合いも少し違っているかも知れません。

 

4月や5月に臨時会を開催しなかった自治体においては、遅きに失しているものの6月の臨時会は「新型コロナ」対策を施策として示す重要な機会となります。ましてや、これまでに何の施策も実施していないとなれば、「後出しジャンケン」的に他の自治体の施策を検討することが可能であるため、より効果的な事業が期待されることは言うまでもありません。

 

ともあれ、先ずは、今回の場合は、医療、教育(保育を含む)、経済ぐらいの柱立てをして、行政機関が有する権限や地域性を加味して、スピード感、スケール感、公平性を担保して事業を実施しなければなりません。ただ、スピード感を重視すると、公平性が揺らいだり、スケール感を優先すると、スピード感が鈍るなど、それぞれのバランスは必要になります。

 

今回の「新型コロナ」はスピード感が優先されるべき時期がありましたが、それは既に過去形です。現時点では、公平性や効率性が優先される段階です。それらは、時間軸を持って時々刻々と変化する状況を見ていなければ、適切な対応は出来ないでしょう。

 

そういう意味では、各自治体の動きは興味深いですし、「後出しジャンケン」でも無策さを露呈しているのが、面白い(笑)