石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

裾野を広げる

先週は、菰野町に工場などを立地して頂いている関西圏に本社のある企業にご挨拶回りを致しました。本来であるならば、就任初年度である昨年に伺いたかったのですが、対外的な公務にまとまった時間を割くことができずに、今回の訪問となりました。
いずれの会社も業績は順調で、みなさん自信を持って経営にあたられていると感じました。
また、お会いさせて頂いたどの経営者も、経済的なトレンドはもちろん国・地方を問わず政治的な動向、環境、福祉、教育などの個別分野についても精通されてみえ、的確に情報収集をされてみえることがうがい知ることができました。マスコミやインターネットに加えて、人を介してのコミュニケーションを相当積み重ねられているのだと感じました。官民問わず、トップが何を、どのような範囲・レベルで、どのようにとられているのかが重要なのだと思いました。
大きな荷物を抱えて、路線図および時刻表とにらめっこしながら、単身で足を運ぶ行程でしたが、街の息づかいなどもよくわかり、大変有意義なご挨拶回りなりました。

24日(日)9:15から菰野町民水泳大会の開会式のご挨拶に伺いました。

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今回で第24回目を数える伝統の大会です。小学生を中心におよそ30名の参加でしたが、真っ黒に日焼けをした子ども達が日頃の練習の成果を発揮していました。

9:30から大羽根グランドで開催された ラグビーゴール設置記念事業 ラグビーフェスティバル にお邪魔しました。

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                       【皆さんの前でご挨拶(一番左が小生)】

今年度、ラグビーポールを1組購入し、町内3つのグランドにラグビーポールを設置可能な工事を行いました(工事費、ラグビーポール購入費含めておよそ90万円)。
今年から総合型地域スポーツクラブである 元気アップこものスポーツクラブ の種目として、ラグビーが追加されたこともあり、地域の子ども達を含む町民の皆さんにもラグビーに触れて頂くきっかけになればと思っています。

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                         【キックオフ!(左から5番目が小生)】

ラグビーポールの杮落としということで、始球式ならぬキックオフを小生が務めました。サッカーボールとは蹴り方が違い、1回目は失敗しましたが、再チャレンジの機会を与えて頂き、気を取り直して2回目に何とか成功させることができました。

先の企業訪問の際、ある社長さんが「モノづくりというのは、地域としての技術力が結集されるので、技術を向上させるためには、裾野を広げることが重要である」とおっしゃっていました。まさにその通りだと思います。これはスポーツにも当てはまると言えます。地域として、スポーツの裾野を広げることが、技術力の向上に繋がっていくことは間違いありません。
裾野を広げることが、人と人、モノとモノ、技術と技術に従来とは異なった関係性を持たせることを可能にし、予想もしないような(unexpected)事態を引き起こすことによって、新たな局面を生み出すのだと思います。
「計画性を越える可能性」が求められる時代だと感じています。