截金と仏像
4日(土)は朝から12日(日)に開催される 第3回鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン の準備のために、2ヶ月ぶりにジョギングをしました。およそ7キロを本当にゆっくりとしたペースで走りましたが、全く思うように走れませんでした。本番に向けて、かなり心配になってきましたが、完走を目標に頑張ろうと思います。
故 江里佐代子さんは、截金(きりかね)という純金箔を数枚焼き合わせたものを鹿皮の盤上で竹の刀で細く切り、それを筆先につけて貼りながら文様を描き出す伝統技法を継承・発展させた方です。先月の片岡球子展は、そのダイナミックさとわかりやすさという観点から楽しむことができましたが、今月は、繊細さときらびやかさに目を引かれました。
長谷寺式十一面観音像は仏師快慶の弟子にあたる長快の作品であることが判明し、今回のお披露目となりました。絵画や陶芸などの接しやすい芸術にも疎い小生が、仏像などと言うとほとんどわからない訳ですが、調査報告を拝読すると、快慶の技術が弟子にどのように受け継がれたかや木の霊性に対する信仰などが関わっていることを理解することができました。
その後、役場で雑務。
17:00には 僧兵まつり のオープニングである採火式に出席。
多くの観光客に来て頂き、大変な盛り上がりを見せました。