石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

ため池百選と生物多様性

町内の 楠根ため(くすねため)というため池で タナゴの観察会 を開催しました。

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この溜池は国の天然記念物に指定されているシデコブシ群落の上流に位置し、タナゴの一種であるアブラボテが生息しています。また、旧来から農業用水としても活用され、地域の文化や産業の発展、さらには生物多様性の観点からも重要なため池です。
この多面的な機能を有する楠根ためを農林水産省が選定しようとしている ため池百選 に応募しました。その一環として、地域の皆さんや町民の方々にこのような素晴らしい地域資源を知ってもらおうと、今回のような企画をしました。

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開催には、田光資源と環境を守る会(農地・水・環境保全向上対策の事業主体)さんや東海タナゴ研究会さんにもご協力を頂きました。およそ100名の子どもたちが参加し、実際にザリガニやアブラボテ、水中昆虫などを捕獲していました。自然や生物の多様性の原体験として、経験してもらえたと思います。

なお、このため池百選は、近々インターネット上での一般投票もありますので、皆さん方にもこの楠根ための多機能を知って頂き、投票をしてもらえれば幸いです。

9日(金)は午前中は各課の報告や内部協議。

13:00に 社会福祉法人 あいプロジェクトさんの恒矢理事長さん、今村施設長さん、西後援会長さんが来庁されました。

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NPO法人で活動をされていた際から色々とご指導頂いており、イベントなどを開催する際にはお招き頂いておりました。今回、新たに社会福祉法人として認可を受けて、再スタートを切られるということでご報告を頂きました。主には隣接市での活動となりますが、当町在住の方も今後お世話になることがあるかも知れません。自分たちの理念に向かって、一つ一つ着実に歩みを進めて欲しいと思います。

15:00から名古屋市で開催された 生物多様性日本アワード第1回 の授賞式に参列。
数少ない自治体関係の中で当町もお招き頂きました。今まで以上に、生物多様性の取り組みを加速させ、来年の生物多様性条約第10回締約国会議に結び付けて参りたいと存じます。

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