東海村との災害時相互応援協定の締結

２５日（水）は１０：００から 茨城県東海村 と菰野町との災害時相互応援協定の締結に関する調印式を行いました。

以前からこのブログでも取り上げていますが、昨年８月１日から東日本大震災で下水道管渠に甚大な被害のあった東海村に職員を２名常駐させての支援を行っていますが、その東海村の村上村長さんと色々と協議をさせて頂き、本日の締結書の調印となりました。
この締結によって、本町は、三条市 に続き２つの自治体と応援協定を結んだことになります。

小生が昨年１１月に東海村を訪問した際 に、村上村長さんが「今回は菰野町さんに大変お世話になった。あってはならないことだが、もし万が一菰野町が被災した場合には恩返しをしたい。そのことを形にしたい！！」と申し出頂きました。
村上村長さんは、１９９９年のＪＣＯの臨界事故の際に首長として陣頭指揮をとられ、今回の東日本大震災後の国の原子力政策について興味深い発言をなされています。小生から見ると、人生の先輩であり、気骨ともいえる政治姿勢には学ぶべき点が多くあります。

この締結書に基づき、今後甚大な災害が発生した場合は、迅速な復旧、復興、避難者の受入れ、生活必需品の支援などを行うことになりますが、それ以上に、これを機縁として、相互の住民皆さんが交流をしていく契機となればと考えております。
これからの両自治体の相互交流に大いに期待したいと存じます。

実は昨日、村上村長さんから ほしいも を頂きました。

貴村の名産品だそうで、大変甘く美味しかったです。
派遣職員や本日の来賓の皆さんにもお裾分けを致しました。
お気遣いに感謝申し上げます。