石巻市さんの来庁

８日（木）の１３：００に 石巻市 さんの 総務部次長の門間 さんと 同人事課主査の高橋 さんがご来庁されました。
以前のブログ でご紹介しましたように、先月１０月１日付けで当町の職員である早川忠明さんを石巻市に派遣をしましたが、それに対する御礼のためにわざわざお越し頂きました。

石巻市さんは、今後の10年間を平成23年～25年を復旧期、26年～29年を再生期、30年～32年を発展期と位置づけ、本年６月に震災復興基本計画を策定されました。現在、それに基づいて、まちづくりの様々な事業に取組まれています。

しかしながら、他の被災市町村と比較しても石巻市の被害は甚大で、
例えば、死者・行方不明者数 は、
岩手県：5,887人、宮城県（石巻市を除く）：7,315人、福島県：1,818人に対し、石巻市：3,729人
全壊戸数 は、
岩手県：20,189戸、宮城県（石巻市を除く）：63,053戸、福島県：20,659戸に対し、石巻市：22,357戸
災害廃棄物推計量 は、
岩手県：5,250千トン、宮城県（石巻市を除く）：7,079千トン、福島県：2,011千トンに対し、石巻市：4,458千トン
となっています。
福島県などは原子力発電所の事故による放射能汚染の問題と立ち向かっている状況ですので、それぞれに抱えている問題は異なっていますが、石巻市の被害状況はある面では突出していると言えます。

被災地のいずれの自治体も市町村職員のマンパワーは不足していますが、以上のような被害状況から、特に石巻市さんの職員の数が相対的に相当数不足していることをうかがい知ることが出来ます。
今後とも継続した支援を必要とされると思いますので、当町としましても知恵を絞りながら、可能な限り
の支援をして参りたいと考えております。ご理解頂きますようお願い申し上げます。