石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

「移管」は「いかん!」

29日(木)は13:30から 安全・安心の道づくりを求める全国大会日比谷公会堂で開催されました。
本大会は道路に関する4団体が共催していますが、冒頭に、全国道路利用者会議の会長である綿貫民輔さんが、主催団体を代表してご挨拶をされました。

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大会直前にご挨拶にお伺いしたところ、気軽に「おぉ~、石原さん昨日は世話になったなぁ~」と右手を挙げて応えて頂きました。
意見発表では、都市部とか田舎とかは関係なく、高速道路から生活道路に至るまで、様々な観点から道路行政に対する意見が出されました。
特に、通学路の安全の確保災害などの危機管理に対応するための基幹ネットワークの構築 に関する要望は切実な問題と感じました。

司会進行は、「地方を守る会」 でお世話になっている 相馬市 の立谷市長さんで、この日も小生が個人的に気に入っているマイクパフォーマンスを遺憾なく発揮されていました(微妙に写っていると思いますが、参議院議員の三原じゅんこさんも来賓として出席されていました)。

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立谷さんが司会をする際の特筆すべき点は、フロアに集まっている首長さんにその場で意見を求めて、壇上の国会議員さんに答えさせるところです(以前、国会議員の答えがあまりにも的外れだったために、大会自体が険悪な雰囲気になり、ヤジや怒号が飛び交いはじめ、小生が腹を抱えて笑っていたということもありましたが(笑))。

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今回は、山形県 新庄市山尾市長さん、高知県 安芸市松本市長さん、栃木県 茂木町 の古口町長さんの3名の首長さんが意見を述べられましたが、いずれも平素からご指導頂いている皆さんばかりでした。
フロアからの意見は、
・根拠のない公共工事無用論によって、10年前のほぼ半分になった道路予算を確保し、必要な事業(通学路の安全確保や危機管理に必要な基幹ネットワークの構築)を行うこと
国土交通省地方整備局の特定広域連合への移管は撤回すること
の2点に集約されていました。

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民主党自民党公明党の各政党の代表が答えを仰いましたが、自民党総務会長の細田博之さんの「予算の確保は当然であるし、地方整備局の特定広域連合への『移管』は『いかん!』」との答えはインパクトがありました(自民党幹事長の石破茂さんは「何でもかんでも『遺憾』という表現を用いるのは『いかん!』」と仰っていましたが)。

閑話休題
他にも社会資本整備総合交付金の総額の確保及びその使途においての通学路の交通安全対策については優先的に配分することや、社会資本整備にかかる支援の地域自主戦略交付金化については、市町村と十分に協議をすることなど、当町の施策展開にも重大な影響を及ぼす事項もあり、衆議院選挙以降の国会や政府の動向には十分に注意を払っていかなければならないと感じました。

元気アップこものスポーツクラブ さん主催の保護者向け子育て支援セミナー が、12月9日(日)の13:30から、菰野地区コミュニティーセンターホールで開催されます。
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講師には、数多くの著作を出され、テレビなどでもご活躍の 石川結貴 さんをお迎えして「おとなの知らない子どもの世界」と題したお話をして頂きます。お時間のある方はぜひ聴講下さい。