第２回菰野町活性化サミット

２日（土）の１１：３０に 永和商事ウイング硬式野球部 さんの 第１回 野球教室 にお伺いしました。
「野球を通じて、地域の活性化に貢献したい」の精神のもと創部されたチームということもあり、今回、地元のボーイズリーグ所属の 菰野ボーイズ の選手達に対して、野球教室を開催されました。

素晴らしい屋内練習場での練習に子どもたちも生き生きと練習に励んでいました。教える側の選手達も積極的に子どもたちとコミュニケーションを取りながら、キャッチボールやトスバッティングなどの指導にあたっていました。貴重な場をご提供頂いたウイング野球部の皆さんに感謝申し上げます。

１３：００からは 第２回菰野町活性化サミット に参加しました。
株式会社 おおやま夢工房 の 緒方英雄 さんに「小さな『まち』の夢追い、梅追い物語」と題した基調講演をして頂きました。地元の梅を活用した特産品作りを例に上げながら、住民参加型のまちづくりに関するお話を頂戴しました。

その後、シンポジウムを開催し、菰野町で活躍する多方面の皆さんにパネリストとして登壇頂きました。
３月の 第８５回記念選抜高等学校野球大会 に出場する 三重県立菰野高校野球部 の監督である戸田直光さんは、菰野高校野球部監督に就任直後の苦労話などを交えながら、２０数年前に掲げた目標がどれくらい実現されたかを中心にお話をされました。

鹿の湯ホテル さんの若女将である伊藤寿美子さんは、当町の名前の由来となり、ここ数年菰野町をあげて特産品開発に取組んでいる 真菰 を取り入れた取組や菰野で生産される農産物を使った鹿の湯オリジナルスイーツや料理をご紹介頂きました。

ＮＰＯ法人 森林（もり）の風 の清水環さんは、菰野町の森林の可能性を追究して、これから環境保全活動を展開していきたいとお話されました。

住民参加型地域福祉支援グループである いいね！大羽根 代表の安田順子さんは、独居老人や介護の必要な高齢者がお互いに助け合って生活していく共助の仕組みを広げていくことを提案されました。

スポーツ、観光、自然環境、地域福祉と異なった分野ではありますが、それぞれの皆さんから有益な情報提供がなされました。この後、ワールドカフェ方式による意見交換が行われ、多様な皆さんが交流されました。

このサミットは、地域貢献活動をするために役場職員が立ち上げた ＮＰＯ法人 こもの役場フレンズ が、主催をしました。地域皆さんと役場職員という立場を離れて関わり合うことで、今後の地域活性化につながるものと確信しています。