石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

風疹にお気をつけ下さい

今年に入り風疹が流行しており、注意が必要となっております。
この流行に対して、本町においても5月1日から啓発活動に重点を置き、住民皆さん全般に対して、風疹ワクチンの接種を呼びかけるなどして参りました。

風疹によって罹患した人の生命そのものが危うくなる可能性は低いものの、妊娠している女性が罹患すると子どもの発達に影響を及ぼすことが指摘されています。極論になりますが、社会全体に風疹が蔓延したとしても、本人自身が風疹に対する抗体を持っていれば、感染することがありませんので、自身の身を守るための自助が基本となります。しかしながら、このような感染拡大の状況下においては、風疹ワクチンを接種していない世代が存在していることから、何らかの公的な関与が必要となると考えられます。そこで、菰野町としては、まず、今現在妊娠している方を風疹から守るために、予防接種制度の切替時や端境期にあって接種機会のなかった23歳以上 の住民皆さんに2,500円の助成をして、ワクチン接種を促します。それと併せて、三重県の助成制度を活用して、妊娠を予定または希望している女性と妊婦と同居する家族に5,000円のワクチン接種助成を実施します。さらに、当町の母子保健事業を実施する保健師や看護師などに風疹抗体検査を実施し、抗体価の低い職員にはワクチン接種を促していくこととし、現在開会中の菰野町議会に提案を致しました。

イメージ 1

菰野町は、この緊急事業に際し、何が重要かを議論した結果、現在妊娠している母性を風疹感染から守ることが最重要課題であると結論付けました。確かに、風疹が流行して妊産婦に影響があるから、妊娠を予定しているまたは妊娠を希望している方に対して対処をすることは重要ですが、現在流行しているという緊急性を重視するのであればあるほど、今、妊娠している方を感染から守る術を方針として掲げる必要があると思います。その上で、どんなに風疹が蔓延してもワクチン接種をしてあれば、自分の身は守ることが出来るということから、妊娠を希望する方への対処となると考えます。

一定の効果は認めるものの 「妊婦が危ないから妊婦に助成を!」という安直な発想 は、物事の本質を見極めているとは言えない、まさにパフォーマンス的な手法と言わざるを得ないと思います。

少々言葉が荒くなりました(笑)

いずれに致しましても、皆さんがお住まいの自治体の助成制度をご確認頂き、抗体の無いもしくは抗体価が低い方は、可能な限りワクチン接種をして頂きたいと存じます。

先日、日頃から大変お世話になっている内閣総理大臣補佐官衛藤晟一参議院議員菰野町にお越しになり、町内の福祉施設の視察をされました。

イメージ 2

衛藤参議院議員は、自閉症や発達障がいに関心があり、厚生労働関係分野において積極的な取り組みをなされています。当町の発達支援や児童虐待への対応にも深いご理解を頂いています。

イメージ 3