東海環状自動車道の早期整備を!
特に、三重県や菰野町に関係する 東海環状自動車道 は、名古屋市を中心とする半径30km~40km圏に位置する豊田、瀬戸、岐阜、大垣、四日市等の東海三県の諸都市を連結する延長約160kmの高規格幹線道路であり、新東名や新名神高速道路、伊勢湾岸自動車道と一体となって環状道路を形成しようとしています。
愛知万博の開催に合わせる形で、平成17年3月にその東回り区間である豊田東JCT~美濃関JCT間が開通して以来、周辺の交通渋滞の緩和や地域経済の発展に寄与してきました。その後、西回り区間である岐阜県や三重県の整備促進を強く要望してきましたが、岐阜国体に合わせる形で昨年平成24年9月15日に大垣西IC~養老JCT間が開通し、早期の全線開通への期待が高まってきています。
三重県では、約23km区間において、いなべ市内及び東員町内にインターチェンジが3箇所とパーキングエリア1箇所が設置される予定となっており、両自治体にとっては地域経済の活性化や医療体制の充実などのためにも重要な課題であるといえます。菰野町としては、設置予定の3箇所のインターチェンジに10分~15分でアクセス可能であることと、当町にインターチェンジが設置される新名神高速道路との関連から、交通ネットワーク機能向上のために注目している事業です。