山を甘く見てはいけません!!
過日、四日市西警察署管内関係機関合同山岳遭難救助訓練の開始式でご挨拶。登山客の増加が見込まれる秋の行楽シーズンを控え、四日市西警察署、三重県山岳連盟、御在所ロープウエイ、菰野町観光協会、菰野町消防本部、菰野町役場の関係機関が一同に解して、合同訓練を実施しました。
四日市西警察署管内における山岳遭難救助は、平成24年度においては27件発生しており、その内30名は救助したものの、残念ながら3名は死亡しています。平成25年度においても、現在までに16件発生しており、その内21名は救助したものの、2名が死亡となっています。
この日は、参加機関が連携をして、道迷い遭難者の探索活動と動けなくなった遭難者の救助活動の訓練を実施されました。さらに、救急法の基礎知識の習得、地図読みやGPS講習、ロープウエイゴンドラ搬入方法などの座学訓練も行われ、相当充実した内容となりました。
鈴鹿山脈は、初級者でも気軽に登れる山として有名ですが、それは適切な事前準備と登山に対する基本的な知識を備えた上でのことです。少なくとも年間い数名の方が尊い命を失っている事実を認識して頂き、登山を楽しんで頂きたいと存じます。
1日(火)の8:25から菰野町教育委員会委員の辞令交付式を行いました。岡島由香里さんには、これまでも4年間、教育委員会委員を務めて頂きましたが、引続き就任頂くことになりました。菰野町の児童生徒のためによろしくご指導賜りますようお願い申し上げます。
それぞれ初めて経験することもあったかと思いますが、被災地復興のために全力を尽くしてくれたと思います。派遣期間が終了したからそれで終わりではなく、日本国民として、地方公務員として、社会人として、この経験を自らの人生の上で生かして、一生の問題として被災地に寄り添っていくことを期待しています。半年間、お疲れ様でした。