これからの防災のために
株式会社シー・ティー・ワイ さん主催による北勢9市町(桑名市、いなべ市、木曽岬町、東員町、四日市市、朝日町、川越町、鈴鹿市、菰野町)の首長会議 北勢サミット が開催されました。このメンバーでの会議は、同じく シー・ティー・ワイさんが4年前に開局20周年を記念して「三重県北勢地域の可能性」と題して開催 されて以来となりました。今回は、「市町で助け合う防災」というテーマでおよそ2時間にわたって議論を致しました。
主催者側は、東日本大震災の影響から津波による大規模な被災を想定して、特に沿岸部の市町と内陸部の市町との連携について深く掘り下げることを期待されていたようでした。そういう観点から言えば、近隣自治体が相互に連携をして、大規模災害の際には適宜適切に助け合わなければならないのは当然のことですが、その場合であれ、災害規模や時間軸を意識しながら活動しなければならないと指摘しました。
今回の会議は、2部構成となっており、前編は「避難所」を、後編は「情報」をキーワードに、各市町の取組や課題を深める議論が展開されました。前編は2月16日(日)から28日(金)、後編は3月1日(土)から3月15日(土)に放送予定ですので、ぜひご覧下さい。
番組の最後に、「これからの防災のために」というお題で各市町長が色紙に言葉を書きました。小生は、事異則備變 と 慈母有敗子 の2つの言葉を『韓非子』から引用しました。その心は番組内で簡潔に述べていますので、そちらも楽しみにして下さい。