石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

新税の前に

過日、小生が監事を務める 一般社団法人三重県森林協会 の理事会に出席しました。本協会は、森林の整備促進に関する知識や技術の普及啓発、情報収集及び提供などを通して、森林の公益的機能の向上と林業の振興を図ることにより、豊かで住みやすい三重県づくりに寄与することを目的とした会です。

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今回の理事会では、総会に向けての平成26年度の事業計画及び予算を審議しました。さらに、国や三重県の平成26年度予算についても情報共有の上、意見交換をしました。特に、興味深かったのが、国が森林整備加速化・林業再生事業など強い林業・木材産業構築対策として、積極的な予算編成を講じている中、三重県も「もうかる林業」という方針を掲げながら、予算がないために国の補助事業を受けることが出来ないという事態が生じているのではないかという指摘があったことです。それに関連して、本年度から導入された「みえ森と緑の県民税」の使い勝手が悪いことの指摘もありました。

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小生は、これまでも 再三 再四 申し上げているように、災害に強い森林づくりのためには、10億円程度の額を新税として県民に負担を求める前に、ピーク時(それでも森林整備は十分でなかった)に比べ、半額(60億円~70億円)になった森林整備予算を復活させることです。その増額もなく、よく分からない使い勝手の悪い新税で安全安心な森林が整備される訳ではないことを申し上げたいと思います。

新税導入には、森林協会の皆さんも後押しをされていたようですが(小生は以上の理由から反対でしたが(笑))、本理事会では、ある一部の理事さんが、いみじくも「これでは何の意味もない」とおっしゃっていたことが正鵠を射ていると感じました。

少し先の話になりますが、6月8日(日)の13:00~15:00に、三重県民の森 において、アロマテラピー体験が開催されます。お問い合わせは三重県民の森(059-394-2350、info@mie-mori.jp)まで。

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