節目の５０年

２１日（木）の１２：００から 全国高速道路建設協議会（通称、全高速） の第５０回大会に出席しました。この全高速は、菰野町の関係する 新名神高速道路建設促進協議会 を含む４６の高速道路や高規格幹線道路の整備促進のための同盟会などで構成され、地域交流の推進や交通混雑を解消するため、1万4000キロの高速道路が、計画的にかつ合理的な方法で整備されることを目的に設立されました。

今回は節目である５０回目ということで、全国の関係者が多数参集して、これまでにない力の入った大会となりました。三重県は、新名神高速道路建設促進協議会をはじめとして、東海環状道路建設促進期成同盟会、紀勢自動車道建設促進三重県期成同盟会の３つの同盟会に関係しており、三重県や沿線市町の関係者も参加しました。

決議事項としては以下の項目を含めて、８つの具体的な要望が挙げられ、
●高規格幹線道路網14,000kmの早期整備
●事業中区間の整備のスピードアップと供用までの工程表の早期提示
●大規模更新・大規模修繕の計画的な推進
●サービスエリアやパーキングエリアの防災拠点化の推進
などの実現に向けて、平成27年度概算要求において所要の予算を確保することを求めることと致しました。

その後、菰野土方藩の菩提寺の一つである 麟祥院 を訪れ、関係者と面会し、情報共有を含めた意見交換を致しました。

春日局が開基した寺院として有名ですが、明治維新期の廃仏毀釈で政府から弾圧とも言える扱いがなされたことなどをお伺いし、寺院そのものの数奇な歴史を知ることが出来ました。

土方藩の墓石については、現在よりも適正に管理が出来るように菰野藩の関係者に現状をお伝えして、協議をして参りたいと存じます。

希望荘 さんの５０周年の記念誌が完成したということで、お届け頂きました。この度、低放射線のラドンによる細胞刺激を受け身体の免疫力や自然治癒力向上を目指した　健康増進施設 熱気浴ラドンの泉 を新設され、健康づくりと観光の融合を図られようとしています。小生もまだ新施設を利用していませんが、一度利用してみたいと思います。今後は、大学などの研究機関と連携して、医学的、科学的見地からその効果について研究調査をしていくようです。その知見結果によっては、国際的に認められた施設となる可能性を秘めています。